初めての職場に出社するときは、みなさん緊張しますよね。そこで今回は、「どうすれば緊張しなくて済むのか」という切り口から、前日までに準備しておくことなどを含めてご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください!
目次
転職・就職に関する『初めて』で緊張することは珍しくない
応募して書類選考を突破し、面接を経て採用通知をいただくまでの間は終始緊張するものですよね。無事採用となり、初めて出勤する日にもまた新たな不安や心配に襲われ、緊張で眠れなかったりということも。
大丈夫!みんな最初は緊張するからね!
なかには全く緊張しないタイプの人もいますが、多くの人が緊張してしまうため「自分はできない人間だ」と責める必要はありませんよ。
就職してしばらく経って職場にも慣れた頃に出てくるさまざまな緊張もありますが、この記事ではあくまでも『初めて』についての緊張を緩和する方法について探っていきます。
初出勤で緊張する理由は『見えない恐怖』に対する不安が原因
応募から採用通知までは「自分が採用されるかどうか」「面接担当の人が怖くないか」「どんなことを質問されるのか」といった不安や心配が積み重なったことによる緊張である場合がほとんど。
これは、自分の将来や面接の内容という『見えない恐怖』に対する防御反応に起因します。
では採用が決まり、初出勤当日に緊張する理由はなんでしょうか?
こちらも同様に、『見えない恐怖』に関する防御反応であると言えます。
- 実際の職場はどんなところなのか
- 同僚は良い人たちなのか
- 忘れ物はないか
- 遅刻せずに出勤できるか
こうした不安によって、緊張が引き起こされているのです。
では、実際に緊張しないようにするためにどうすればよいのでしょうか。
しっかりとした事前準備が緊張を緩和する秘訣!
不安を招く原因である『見えないこと』を『見える』ようにしていくことが、緊張緩和には有効です。
1.実際の職場はどんなところなのか
面接で訪れているとはいえ、実際にスタッフが働いている様子を客観的に見ることは頭の中で「もし自分が働いたら」というシミュレーションに役立ちます。
たとえば飲食店の場合なら、自分がお客となってサービスを受けてみることができます。
訪問した際に、面接を担当した人と話す機会があれば「働くのが楽しみで待ちきれなかった」「このお店が好きだから」といった理由を伝えることで話題も生まれ、実際に働く際の関係性がスムーズに構築できるかもしれません。
2.同僚は良い人たちなのか
こちらも同様に、お客として訪問することで客席からスタッフ同士の関係性を伺い知ることが可能です。
会話の内容や動き方、注意している点などを観察してみましょう。
実際に自分がその中に入ったときにどのような感じになるのか、おおよそのイメージがつくと思います。
3.忘れ物はないか
初出勤に際して、指示されている持ち物があるはずですので、それを一通り集めて確認しておきましょう。もし持ち物として指定されていなかったとしても、仕事を覚えていくにあたって必要なものがあります。
それが、ポケットに収まるサイズのメモ帳とペン。
言われたことをすぐメモに書き記し、あとで見返したり追記したりすることができ、同じ質問を何度もすることが少なくなります。
メモを取って次に生かそうとしている姿勢は、雇う側にとってもポジティブに映りますよね。
メモ、ペン、メモ、ペン・・・ドキドキ
1セットあれば大丈夫だよ!!
4.遅刻せずに出勤できるか
面接時に一度訪問していると思うので、道順などは大丈夫ですよね!しかし、実際の出勤と同じ時間に移動してみるとその様子は変わるものです。
人の流れや道の混雑具合、悪天候の場合なども想定しながら最適な通勤経路を決めておくことで道に迷うこともなくなり、当日の通勤でも余裕を持つことができます。
可能であれば、出勤時間の10〜15分前には到着していることが理想です。
以上のことを前日までに調査し、準備しておくことで見えなかったことが見えてくるため、不安や緊張は幾分かほぐれていると思います。前日は、頭の中でポジティブなイメージをして、持ち物・道順をチェックしたら早く寝てしまいましょう!
初めての職場の初出勤は誰でも緊張するもの。働いている先輩達にも初めて出勤した日があったかと思うとなんだかしみじみしませんか。
よーし!行ってきます!!
きっと大丈夫!いってらっしゃい!
採用は決まったものの、初めての職場・・・ドキドキ